生まれてはじめて面接官の側に立った。
面接を受けに来る人の表情は様々だなと思いつつ、全体的に不安げな顔が多いことが分かった。仕事の性質上、そのことは予想できた。
今日面接を受けに来た人たちは皆、真面目そうな人たちばかりでやりやすかったが、不真面目な人はそもそも面接をすっぽかした。
家では妻が疲れている。子供の世話をしながらの家事で疲れている。手を抜いて、というかある程度やらずとも一部は私が帰宅後もしくは翌朝にできることもあると思うのだが、本人なりの考えで本人の思い通り家事を進めなければならないと思い込んでいるのだろう。
私も彼女の思い通り動く駒ではないので、私のペースでしか一緒に家事をすることはできないが、頑なな考え方から脱却してもらうことはできないだろうか。家事そのものは個人所有物ではないのだから。不満の残るお互いの家事を許容する前提を作らないと、独りよがりに気づかず相手のせいにしていつか関係が終わる。
思うに、疲れているときほど柔軟な思考とは縁遠くなる。人間とは厄介な生き物だ。
今のところ、家事に関する衝突で激しいバトルになったことはないが、子供が大きくなり大人の時間の使い方に変化が生じたり、大人のストレスが増加したりしたときどうなるか。
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